まっちゃんの山すがら〜遙かなる分水嶺〜

分水嶺トレイルの出場、完走を毎年目指すことを目標にしています。山岳縦走でのパフォーマンスアップを終局的な目標としてトレーニングとしてやウルトラマラソンやマラソンを走っています。

長距離行動の補給術①〜「教えてVESPAの斎藤さん」に参加してきました〜

はじめに

忘備録を兼ねてブログにまとめておこうと思う。
ここ2年の分水嶺トレイルは出場するものの完走をできていない。1年目は100㎞地点手前、金峰山の手前でリタイヤ、2年目は国師の登りにやられ大張峠の関門に引っかかった。その原因の1つは補給の失敗によるものであった。

補給の失敗

1年目(2017)分水嶺トレイルBコース(チーム)



補給計画 18,000kcalを持ち行動した。
結果重すぎた。山で行動する食料をすべて持つというのは大切なことだと思ったが、一般的な計算に基づき(体重かけるなんとか=消費カロリー的な)それを信じて持っていったがあまりの重さに装備の総重量は10kgを超え大きなハンデを背負うものであった。食料の2/3近くを持ち続けリタイヤ、大失敗であった。補給の中心はアルファ米カロリーメイトなどの固形物、自作グラノーラバーも作った。ジェルなども1/3くらい持った。唯一食べられらのが自作グラノーラバー。アルファ米などは時間に追われて作りもしなかった。

2年目(2018)分水嶺トレイルBコース(ソロ)


1年目の失敗を経て大幅に減らして山小屋での補給も視野に入れた。それでも8000kcalは持った。この頃「ファットアダプテーション」という言葉が自分の中で流行り多くの補給食を脂質で持った。(MCTゼリーやナッツなど)これが失敗でハンガーノックに2度陥って回復したのはともに参加していた人の「ラムネ」だった。糖質はやはり大切だということを改めて知った。
失敗の根幹は全てをフードにしてしまいジェルを一切持たなかったこと。フードを作成し山で食事するのは楽しく、美味しかったが時間が気になりだしてから補給を怠ってしまった。ハンガーノックから回復するのに遠回りして笠取小屋まで行きメロンソーダを買ったりした。
中でも特に失敗したのがパタゴニアのサーモン。石川弘樹さんが最高に美味い!と言っていたのを鵜呑みにして持って行ったがしょっぱくて食べられたもんじゃなかった。高価(800円)なのでテストせずに持ち込んだが1つ目を少し食べただけで行動中に袋も破けて異臭を放つただの重りと化した。2度と買わん。

2018を終えて思ったこと

糖質にまさる補給はないこと

ラムネで生き返ったことから明らかに糖質不足を感じた。

たった10粒(40kcal)のラムネで動けるようになった。
脂質代謝優位になれば脂質だけでエネルギーサイクルを回せると勘違いしてしまった。

固形物ばかりは難しい

ジェルを持っていなかったことで補給に苦しみ、欲しくてももちろん山では売っていなかった。
この頃トレランレースでジェルを補給すると気持ち悪くなり「ジェル嫌い症候群」に陥っていた。
ジェルを悪者にし、固形物ばかりを信じてしまった。
「なぜ気持ち悪くなるのか」これを追求すべきだった。
ハーフマラソンやマラソンではジェルを補給しても気持ちが悪くならなかったことを考えるべきであった。

補給割合の間違い

1年目も2年目も考えてみれば固形物ばかりを持っていた。固形物はとにかく動けるようになるまで時間がかかる。
また糖質と脂質の補給割合の間違いもあった。
TJARでも脂質エネルギーを中心に摂った選手が何人かいたようだがことごとくダウンしている。やはりエネルギーは脂質では回らない。心拍がAeT値を大きく超えると途端に効率が悪くなるのだから低い心拍で動かなくてはならないが低地では動けるスピードでも2500mを超えるような高地だと心拍が上がりやすく脂質でエネルギーを回せなくなる。
このことは雲取山までは絶好調だったがその先の2000mの山々でペースが大幅に落ちたことが証明している気がする。

2019の補給計画

ジェルを効率よく摂り、満腹感を得るために固形物も食べるスタイルで行こうと考えた。
持つべきカロリーは脂質燃焼も考えれば8000kcalくらいで足りる。
その60%をジェル、20%を固形物、20%位を山小屋に頼ることにする。つまり本番では脂質エネルギーは持たない。持っている脂肪で十分賄えるw
もう少し山岳行動をしながら確かめるがおおよその目安として、
ジェル3000kcal、スポーツようかん、エネ餅などを1000kcal、自作グラノーラやカレーメシなどで2000kcal、山小屋でラーメンやカレーを補給する方針を考えている。